2004'11.15.Mon
『天国はまだ遠く』(瀬尾まいこ)
ジャンル:現代
好き度:4
<あらすじ>
すべてに疲れ、希望を失った千鶴が思い至った結論は「空気のいいところで死のう」
そして、山奥の民宿で睡眠薬を飲んだのだが…
<感想>
瀬尾さんのお話は本当に癒されます…
死のうと思っても上手く死ねないどこか間の抜けた主人公と、ひょうひょうとした民宿の主人がいい味出してます(笑)
『しゃべれどもしゃべれども』(佐藤多佳子)
ジャンル:現代
好き度:4
<あらすじ>
26才の今昔亭三つ葉は二ツ目の噺家。
あがり症の幼なじみに頼まれ、落語を教えることになってしまった。
しかも、口下手な美女やイジメにあった小学生、赤面症の野球解説者まで通ってくることになり…
<感想>
うちの両親が落語にはまっているため、興味深かったです。
話の持って行き方も上手いですね。
みんな、一生懸命生きようとしてるんだな…としみじみ思った作品でした。
『進化論』(芝田勝茂)
ジャンル:近未来SF
好き度:3
<あらすじ>
大学院生・祐介が家庭教師をしている少女・美紀が妊娠した。しかも、彼女は『処女懐胎』だと言い張っている。生まれてくる子は「神の子」だと信じる美紀に戸惑う祐介。
そして、2人は「遺伝子異常児」と「旧人類」の醜い争いに巻き込まれていく
<感想>
めちゃ怖い。そこらのホラーより怖かった。絶対あり得ないとは言い切れない世の中だけに…
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