2007'09.04.Tue
『ラスト・イニング』
あさのあつこ:著
ジャンル:青春
好き度:4.5
<あらすじ>
新田東とのあの試合から二ヶ月。
野球部のない地元の進学校へいった瑞垣は何をするでもなく、無為に日々を送っていたが…
<感想>
「バッテリーの後日譚by瑞垣」です。
あの試合の結果も気になるところだったのですが、それ以上に、瑞垣はバッテリーの中でもその後が気になるキャラだったので、書いてくれてありがとう、という気持ちです。
野球をやめてどうなってしまうのか…
予知していた通り味気ない毎日だけど、得意の軽口で自分をごまかして過ごしていたようです。
そして、作中もう一人の天才門脇も、新たな局面に追い込まれていたようです。
二人がこれからどうなっていくのか、どんな道を歩んでいくのか。
最後は思わず、「頑張れ」と声に出して言いたくなりました。
方法は違っても、二人とも同じものを求めて、歩み続けて欲しいです。
そして、初登場の瑞垣妹のエピソードが好きでしたv
瑞垣のお兄ちゃんっぷりも必見です。
最後の電話のシーンでは思わず顔がにやけました(笑)
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