2004'11.03.Wed
湯本 香樹実:著
ジャンル:現代
好き度:4.5
<あらすじ>
夫を失い虚ろな母と6才の私は無愛想な大家さんの「ポプラ荘」に引っ越してきた。
不気味で近寄りがたいおばあさんが、ある日私にある奇妙な話を持ちかけた。
おばあさんは「死者」への手紙を集め、箪笥にいっぱいなったら死んで死者にその手紙を届けに行くというのだ。
私は半信半疑でお父さんに手紙を書き始めた。
<感想>
「夏の庭」に引き続き、子どもと老人の心の交流を書かせたら右に出る人はいませんね!
おばあさんとの交流で成長していく主人公…という構図は「西の魔女が死んだ」(梨木香歩)に似ていますが、決定的に違うのが、おばあさんが「子ども嫌い」なところ。
それでも、2人の関係がさっぱりしても、惹かれあうところがあっていいなあと思いますv
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