2004'05.09.Sun
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著
ジャンル:現代ファンタジー
好き度:4
<あらすじ>
ミグの父親が失踪してからというもの、父親の義理のおばさん(マライアあばさん)は毎日のように電話をかけてくる。人のいい母親は、まるめこまれてイースター休みにおばさんの家に行くことになってしまった。
ところが、行ってみると何故かお手伝いさんは里帰り。
おばさんは人の良心につけこんで、自分では何もしようとしない!
しかも、村の男の人はみんな死んだような目をしているし、女の人はみんなおばさんの機嫌取りばっかり。ミグも兄のクリスも母のベティもいらいらをつのらせるばかり…
<感想>
このマライアおばさんが、すっごくやな人なのですが、こういう人いるよなぁ…としみじみ思ってしまいました。
このおばさんのキャラ設定って、書く人によってはすごく重いだけの話になるかもしれませんけど、さすがはダイアナさん。いやなおばさんを使っても、暗い雰囲気はまったくなくて、上手いことファンタジーにしてしまうところは脱帽です!
実際…こういう人には何を言っても無駄なんですよね(苦笑)
PR
Post your Comment
カテゴリー
最新記事
積ん読本
ブログ内検索
図書館予約中
*