2003'11.20.Thu
ジョージ・R・R・マーティン著
ジャンル:異世界ファンタジー
好き度:5
<あらすじ>
その昔、七つの王国に別れていたのを統一させたドラゴンの末裔、ターガリエン家。
それから300年以上たち、王の暴君ぶりに謀反を起こし、新たに王座についたのは、ロバート・バラシオンだった。
そして、北の果てを領主であり、その右腕となって戦い、王の友人でもあるエダード・スタークは、3人の息子と2人の娘、そして一人の私生児の息子とともに平穏な日々をすごしていた。
ある日、エダードのもとに、王ロバートが直々にやって来た。
王の側近の長である”王の手”ジョン・アリンが急死したため、彼に”王の手”になってほしいという。
エダードは初めは断るが、彼の妻ケイトリンのもとに内密に届けられた、彼女の妹で、ジョン・アリンの妻でもあったリサからの一枚の手紙によって考えを変える。
エダードは2人の娘と次男をつれて都へ、長男と末息子を妻のいる領国に、そして、私生児のジョンを北の守り”壁”の警備をする「夜鳴団」に送ることにする。
しかし、次男は王の妻、王妃とその兄の秘密を知ったために口止めとして殺されかけてしまう…
<感想>
やたら登場人物が多い&似たような名前が多いため、後ろについてる人物相関図がないと読めません(爆)
でも、面白かったです。
壮大な歴史の物語の一片を垣間見た感じがしました。
王国記というのは、どろどろとした毒蛇の宝庫だなと感じずにはいられません。
いろんな人物-エダードやケイトリン、彼らの子供たち、そして、敵対する王妃の家ラニスター家の障害児、滅ぼされたターガリエン家の生き残りの王女-の視点で語られていく物語形式も面白かったです。
この話、全六部作なので、まだまだ物語は始まったばかりという感じです。
この後、どのように物語が展開していくのか楽しみですv
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