2004'10.15.Fri
北村薫 著
ジャンル:現代SF(かな?)
好き度:4
<あらすじ>
自動車事故にあった林真希は誰もいない世界に閉じ込められた。
毎日3時15分になると、前の日の3時15分に戻されてしまう。
繰り返される一日…すべてが無に帰ってしまう一日を151日間繰り返したある日、かかってくるはずのない電話が鳴り出した…
<感想>
藤野千夜の「ルート225」と似たような状況の話なのですが、
こちらの方が救いがあるので好きです。(というかルート225は怖すぎた)
自分だったらこんな状態に閉じ込められたらどうだろう…と考えると結構怖いものがあります。
一番つらいのは、何も生み出すことができないことですね。
日記を書いても、絵を書いても、詩を書いても、
次の日には全部元に戻ってなかったことになってしまう。
これはつらいですね…
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