2005'01.25.Tue
宮部みゆき:著
ジャンル:現代ミステリー
好き度:4.5
<あらすじ>
復讐を果たすため、射撃用の銃を持って元恋人の結婚披露宴へ乗り込んだ慶子。
あるひとつの目的を果たすため、慶子の銃を奪い金沢へ向かう織口。
織口の暴走を止めるため、慶子の持つもう一つの銃を手に、あとを追う修治と憲子。
ヒッチハイクしていた織口を拾い、入院中の妻を見舞うため深夜息子と車を走らせる神谷。
2つの銃がもたらす結末とは…
<感想>
序盤からぐいぐい引き込まれました!個人的にすごく好きですv
最後の神谷の「我々は、被害者同士で殺し合い、傷つけあったような気がしますね。」
このセリフが胸にじーんときました。こういう誰を憎んだらいいのか分からない事件って、現実にもいっぱいあるけど、やりきれない気持ちになりますね。(一番悪かったのは慶子の元恋人のような気もしますが)
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