2005'03.12.Sat
畠中恵:著
ジャンル:現代ミステリー
好き度:3.5
<あらすじ>
夏貴の親友、正哉が突然の火事で死んでしまった。
自分が引き留めていれば親友は死ななかった…そんな後悔の念から抜け出せない夏貴のもとに声だけになった正哉の魂が帰ってきた。
携帯電話から聞こえる正哉の声は、自分の家の火事は「放火」だったに違いないと言い張る。このままでは死ぬに死にきれないから、事の真相を確かめてくれというのだ…
正哉の家の火事の真相を追ううちに、夏貴はとんでもない事実を知ることになる…
<感想>
なかなか面白かったです。
養父になる東さん、初めはあまり好きじゃなかったのですが、彼の告白話で株が一気に上がり、最後の対決場面の名演説に拍手喝采したくなりました。
テーマも、キャラも魅力的でしたが、もっと幽霊になってしまった正哉とか、和美ちゃんとかの活躍も欲しかったですね。
話は面白いけど、ミステリーとしてはいまひとつ。
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