2004'01.22.Thu
アレックス・シアラー著
ジャンル:現代ファンタジー
好き度:4.5
<あらすじ>
赤毛でそばかすで、ちょっと太めの女の子カーリーは親友のような女きょうだいがほしかった。
2歳半のときに妹が生まれたんだけど、すぐに死んでしまって、それ以来きょうだいができる可能性はなかった。
だからせめて親友がほしかったのだけど、今のところそんな子もいない。
そんなとき、ちょっと変わった女の子が転校してきた。彼女の名前はメレディス。
両親に先立たれ、80過ぎのおばあさんに引き取られ2人だけで暮らしているらしい。
カーリーは背が高くて美しいメレディスに、「親友にならないか」と声をかけるが、丁重に断られてしまう。
<感想>
上のあらすじ読んだだけでは、ただの学園ものだと思うかもしれませんが、ファンタジーです。
ネタバレになるので反転↓
おもいっきり騙されました!
メレディスのおばあさんのグレースの話、本気で信じちゃいましたよ!
メレディスが性悪なのはすぐに分かりましたが、グレースは本当に、メレディスに騙された哀れなおばあさん(中身は少女)にしか見えませんよ!
まさか、コイツまで演技してるだなんて、思いもしませんでした。
してやられたー!って感じです。
なんか騙されたのが非常に悔しい(><)
グレースには姉がいるって話が出ていたのに、疑いもしなかったなんて!!
私は結構勘が良い方だから、こういうのには割とすぐに気が付いてしまう方なのですが、これは完璧に騙されました。
入れ替わった後、カーリーが自分こそ、本物のカーリーだと年老いた姿訴えるのが切ないです。
でも、頭の悪い方法に出たな…とは思いますが。信じてもらえるわけないのに…。
全体的にとても面白かったのですが、最後のシーンだけちょっとご都合主義かな…と思いましたね。
前のところで、あんなに上手に騙してくれたんだから、もうちょっとひねってもよかったかな…と。
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