2004'03.10.Wed
M・W・ターナー著
ジャンル:異世界ファンタジー
好き度:4
<あらすじ>
ジェンは独房の中にいた。
「おれに盗めないものはない」
そう豪語し、王家の紋章を盗み、それを酒場で見せびらかしているところを捕まったのだ。
体は傷だらけ、痩せ細って体中悪臭が漂っていた。
そんなジェンのもとへ王の助言者(メイガス)が現れた。
ジェンがあるものを盗んだら自由にしてくれるというのだ。
そして、メイガスとそのお連れ3人と共に、何を盗むかも証されぬまま、ジェンの旅は始まった。
<感想>
最近FF9をやっているところなので、盗賊が主人公というのがヒットでしたv
物語の組み立て方が上手いですねv
初めはうさんくさそうにしていた、メイガスとそのお連れたちと、徐々に打ち解けていく様子が自然でしたv
<ちょっとネタバレ>
ジェンの一人称でずっと語られているのですが、最後のどんでん返しまでボロを出さない書き方が上手いですね~。もしかして…とは少し疑って読んでいましたが、細かい伏線には全然気づいてませんでした。
<さらにネタバレ>
ジェンが実は身分が高いのかも…というのは少し疑っていたのです。
まさかエディスの貴族だとは思いませんでしたが。
でも、ソフォスにはびっくりでした!!
だからポルはあんなにソフォスを守ろうとしてたのですね…
あと、ジェンが「人を殺したくないから兵士になりたくなかったのに」と語る場面が好きですv
ジェン…いいヤツだなvv
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