2005'07.22.Fri
恩田陸:著
ジャンル:現代ミステリー
好き度:4
<あらすじ>
青柳医院宅で開かれた、当主の貫禄祝いとおばあさんの米寿祝い。知人から送られた酒とジュースで乾杯をしたとたん、その場にいた人は次々と苦しみだした。
家族、隣人もあわせ、十数人の死者を出した大量殺人事件。
生き残った家族は、当時中学生だった緋紗子ただ1人だった。
警察の聞き込み捜査も虚しく、一向に見つからなかった犯人は意外な形で世間に現れることになった。しかし、犯人が見つかった後も、謎は残るばかり…
<感想>
面白かったけど、複雑すぎて頭がこんがらがりました。
結局、最後まで読んでも「え、あれ、結局真相は?え、え?」って感じでした。
もう一度じっくり読み直したいです。
実際の内容は、当時青柳家の近所に住んでいた満喜子が事件を再調査した本に関わった人々へのインタビューが中心なのですが、このへんの書き方は「Q&A」に少し似てるかな、と思いました。
話の内容とは関係在りませんが、恩田さんの本っていつも装丁が素敵だな、と思います。
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