2006'03.21.Tue
あさのあつこ著
ジャンル:現代ミステリー
好き度:3.5
<あらすじ>
十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても冷えた感情を自覚するだけ。唯一、彼が心に留める存在は藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。だが、それは単なる事故ではなかった。真相を探り始めた彼らに近づく、謎の存在。自分の心の奥底にある負の部分に搦め捕られそうになる、二人の少年。十代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した、著者渾身の問題作。
(「BOOK」データーベースより)
<感想>
冒頭から物語に引き込まれて一気に読んでしまいました。
ただ、ラストは消化不良気味。
題材はいいだけに、すべて解決されていないというか、伏線が伏線で終わっているところが目に付きました。
なんとか無理矢理終わらせた感があるのは、続編を書くつもりだからなんでしょうか?
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