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書簡

太陽の読書記録

2024'04.17.Wed
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2009'12.31.Thu
12月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6550ページ

今月のおすすめの1冊

きりこについてきりこについて 著者:西 加奈子
<あらすじ>
きりこは両親の愛情を浴びて育ったため、自分がぶすだなどと思ってもみなかった。小学校の体育館の裏できりこがみつけた小さな黒猫「ラムセス2世」はたいへん賢くて、しだいに人の言葉を覚えていった。ある事件がきっかけで引きこもるようになったきりこは、ラムセス2世に励まされ、外に出る決心をする。夢の中で泣き叫んでいた女の子を助けるために…。



どこから行っても遠い町どこから行っても遠い町
小さな商店街に住む人たちの地味な日常の短編連作。ひとつひとつはすごく地味なのに、やんわりリンクしているんだけど、リンクしすぎることもない、このなんとも言えない空気がなんだかとてもふわふわと心地良い読後感だった。
読了日:12月29日 著者:川上 弘美


午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
幽霊騒ぎや自殺など、よくある題材を使いながらもデビュー作としては確かに高い完成度。ただ、ちょと小さくまとまりすぎているような印象も。多少荒削りでもこの作品ならでは!というものを見たかった気がします。同じく今年デビューの青春ミステリとしては『少女たちの羅針盤』に軍配が上がるかな。 何はともあれまだ若い作者、今後に期待。
読了日:12月28日 著者:相沢 沙呼

製鉄天使製鉄天使
ちょっとついて行けない雰囲気の話でした。多分好みの問題だと思いますが。『赤朽葉家~』の内容をすっかり忘れてしまっていたのも関係あるかも。
読了日:12月25日 著者:桜庭 一樹


横道世之介横道世之介
淡々とした話なのですが、徐々にじわじわ効いてきますね。
読了日:12月23日 著者:吉田 修一



想いは遙かなる茶都へ―彩雲国物語 (角川ビーンズ文庫)想いは遙かなる茶都へ―彩雲国物語 (角川ビーンズ文庫)
読了日:12月22日 著者:雪乃紗衣

戦友の恋戦友の恋
読了日:12月21日 著者:大島 真寿美


ニサッタ、ニサッタニサッタ、ニサッタ
はじまりこそ『フリーター、家を買う』みたいだなと思いましたが、こちらはなんというか主人公に対して「バカーーーー!」としか言いようがないというか。正直全体の9割が読んでて苦痛でした。救いのあるラストではありますが、どうしても唐突な印象が。特にエピローグは終わらせるために無理矢理丸くおさめました感がどうしても漂ってしまって……。
読了日:12月19日 著者:乃南 アサ

まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地
読了日:12月17日 著者:三浦 しをん

きりこについてきりこについて
面白い!なんだこれは!こんな小説読んだことがない!こんな主人公見たことがない!ユーモアあふれる文体に冒頭から惹きつけられ、しかもただユーモアがあるだけでなく、書かれている内容は意外にも深い。この物語そのものが「容れ物も、中身も込みで、うち、なんやな」という台詞を体現しているように感じました。うーん、これは傑作だ!
読了日:12月16日 著者:西 加奈子

反撃 (teens’ best selections)反撃 (teens’ best selections)
あぁもうなんだか不器用なんだけど一生懸命で切なくなります。大人になっちゃうと適当に上手に立ち回るようになっちゃうけど、子どものころってこんなふうに一杯一杯生きてたな。ただ「反撃」という言葉がしっくりくるかどうかはちょっと「?」。もっとこの本のテーマにあった別のタイトルがありそうな気がします。(じゃあ何だと言われるとちょっと思いつきませんが)
読了日:12月15日 著者:草野 たき

葛野盛衰記葛野盛衰記
好きな時代だからというのもありますが、やはり森谷さんは歴史ものがいい!真骨頂を見させてもらいました。「盛衰記」というタイトル通りのまさに一代叙事詩。登場人物たちが生き生きしていて、どの人も好ましかった。特に池殿の人物像がすごくよかった。
読了日:12月14日 著者:森谷 明子


碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)
ちょっとライトノベルっぽいけど、キャラクターはみんな好感が持てました。
読了日:12月12日 著者:濱野 京子

アルカディアの魔女 (ミステリーYA! 北斗学園七不思議)アルカディアの魔女 (ミステリーYA! 北斗学園七不思議)
やはりシリーズものは面倒くさがらずにちゃんと前作をおさらいしてから読まないと面白さは半減だな、と反省。
読了日:12月11日 著者:篠田 真由美

マノロブラニクには早すぎるマノロブラニクには早すぎる
コメントを見る限り評判はいまいち?と思って期待はしてなかったのですが、私にはなかなか興味深く面白かった。確かにミステリーとしては凡庸だけど、新人編集者のお仕事小説として読めば、主人公の成長は清々しかった。私自身、ファッションには疎くてヒールの高い靴は苦手なので、そんは部分も共感(笑)
読了日:12月11日 著者:永井 するみ

トライアングルトライアングル
ドラマは観てません。意外な結末でした。全体の印象としては、ちょっとまとまりがない感じ。
読了日:12月09日 著者:新津 きよみ

シングルベルシングルベル
前日に優柔不断で魅力のない男が出てくる本を読んでいたので、はじめは「またか!」と思ったのですが、陽一の草食男子っぷりは嫌な感じはなく、周りに人が集まってくるのは分かるなと思いました。ただ、そうは言ってもラストはちょっと取って付けた印象。もうちょっと伏線的なものがあってもよかったんじゃないかな。
読了日:12月07日 著者:山本 幸久

ラブ☆デトックス (小学館文庫)ラブ☆デトックス (小学館文庫)
前作同様、ヤマダは一生懸命で可愛くて好感がもてるのですが、如何せん相手役の猛さんにまったく魅力がない。こんな優柔不断な男のどこがいいのか、最後まで肝心な部分に共感できずに終わってしまった。
読了日:12月06日 著者:小泉 すみれ


元職員元職員
読了日:12月05日 著者:吉田 修一

神々の午睡神々の午睡
読了日:12月05日 著者:あさの あつこ

まほろ駅前多田便利軒まほろ駅前多田便利軒
読了日:12月03日 著者:三浦 しをん

ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス タT- 30)ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス タT- 30)
読了日:12月02日 著者:高里 椎奈



 

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