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書簡

太陽の読書記録

2024'04.16.Tue
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2010'02.03.Wed
1月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:8131ページ

今月のおすすめの1冊

リテイク・シックスティーンリテイク・シックスティーン  著者:豊島 ミホ
(あらすじ)
高校に入学したばかりの沙織は、クラスメイトの孝子に「未来から来た」と告白される。未来の世界で27歳・無職の孝子だが、イケてなかった高校生活をやり直せば未来も変えられるはずだ、と。学祭、球技大会、海でのダブルデート…青春を積極的に楽しもうとする孝子に引きずられ、地味で堅実な沙織の日々も少しずつ変わっていく。




煙突の上にハイヒール煙突の上にハイヒール
いつか起こるかもしれない、実現するかもしれない日常。個人的には「カムキャット・アドベンチャー」が微笑ましくて好き(犯罪だけど)。切なくなったり暖かい気持ちになったりおおよそ気持ちの良い読後感でした。ただ「おれたちのピュグマリオン」のロボット社会だけは、ずいぶん綺麗にまとめようとしていましたが、私は抵抗があります。この社会だけはちょっと受け入れたくない。
読了日:01月31日 著者:小川 一水

SOSの猿SOSの猿
最終的に面白かったか面白くなかったかと問われれば「面白かった」と答えると思う。ただ恩田陸作品を読んだときの読後感とでもいえばいいでしょうか(笑)、伊坂作品のぴたっとはまった爽快感が好きだっただけにこのモヤモヤ感はちょっと残念。それでもところどころ「はっ」とさせられる台詞や印象深いシーンが散りばめられているあたりはさすが伊坂作品。もうちょっと頑張ってあなたについていきますよ、伊坂さん!
読了日:01月30日 著者:伊坂 幸太郎

夢ほりびと夢ほりびと
設定そのものがそこはかとなくどうしようもなくとにかくとことん気持ち悪い。特に廃屋に住んでる人達すべての行動が理解できなくて読んでいる間ずっと胃もたれしているような錯覚が。もしこの気持ち悪さが作者の意図したものなのだとしたら大成功だろう。
読了日:01月28日 著者:池永 陽

園芸少年園芸少年
ひょんなことから園芸部に入った凸凹男子高校生3人組が次第に園芸にのめり込んでいくなんとも清々しい王道青春小説。私の母はガーデニングが趣味なのに私自身はまったくノータッチでしたが、今年から私も参加してみようかな、という気になりました!(単純/笑)園芸部3人組、可愛いなぁ。
読了日:01月28日 著者:魚住 直子

夜のだれかの玩具箱夜のだれかの玩具箱
まさに「夜」の「だれか」の玩具箱!静かにぞわぞわっとする話もあれば淋しいながらもほんのり暖かくなれる話もあり、さらには「仕舞い夏の海」から始まり、「もう一度さようなら」で終わる短編の配列が、夜がふけてやがて闇になりそして最後は静かに夜が明けて朝になる、そんなものを表しているようで見事でした。表紙のルソーの絵もこの本のイメージによくあってます。
読了日:01月27日 著者:あさの あつこ

空色メモリ空色メモリ
まさに青春!情けないんだけど可愛くてもどかしくて思わず応援したくなるモテない男子2人。馬鹿だなーと笑いながら楽しく読了。青春ミステリというとどうしても米澤系を思い浮かべますが、これはそれとはまったく別物。面白かった!個人的にはラストが圧巻だと思う。上手い!
読了日:01月26日 著者:越谷 オサム

インビジブルレインインビジブルレイン
姫川玲子ってこんなんだったっけ?という違和感と、いつものメンバーの出番が少なかったのがちょっと残念。ただ、誉田さんの中では姫川シリーズの一つの区切り的作品なのかなと思いました。これからの姫川玲子の奮闘に期待。
読了日:01月25日 著者:誉田 哲也

ちりかんすずらんちりかんすずらん
読了日:01月24日 著者:安達 千夏

遥かなる水の音遥かなる水の音
読了日:01月24日 著者:村山 由佳

ガールズ・ストーリーガールズ・ストーリー
軽い感じで読める時代小説。おいちのキャラクターには好感が持てます。まだ謎は残されているので続編が楽しみ。
読了日:01月22日 著者:あさの あつこ

契約の紋章 - 翼を継ぐ者1 (C・NOVELSファンタジア)契約の紋章 - 翼を継ぐ者1 (C・NOVELSファンタジア)
登場人物が多くて関係が覚えきれない…。シリーズが進むにつれさらに増えていきそうで今からちょっと不安。異世界ファンタジーの王道で始まった1巻。今のところさほど目新しいところも見えず、またこの1冊だけではあまりに盛りあがりに欠ける。いくらシリーズものであっても1冊の中に大きな一つの山場がほしいところ。
読了日:01月22日 著者:九条 菜月

セイギのチカラセイギのチカラ
しょーもない異能力を使って壮絶な悪に立ち向かう。一つ一つは下らなくても、力をあわせれば意外となんとかなるから面白い。おそらく唯一しょうもなくない能力を持った希の存在ありきなのでしょうけど。個人的には動物使いのタケトがお気に入りです。雷音丸に乗ってみたい(笑)
読了日:01月21日 著者:上村 佑

扉守(とびらもり)扉守(とびらもり)
潮ノ道に行ってみたいと思わせるちょっと不思議で優しい気持ちになれる短編連作。「帰去来の井戸」「天の音、地の声」「ピアニシモより小さな祈り」がお気に入り。
読了日:01月19日 著者:光原 百合

太陽の庭太陽の庭
読了日:01月17日 著者:宮木 あや子

木練柿(こねりがき)木練柿(こねりがき)
シリーズ三作目。今回は短編集ですが、どの話も「家族の絆」がテーマだったように感じました。そして、その「家族」には必ずしも血のつながりは必要ない。特に表題作の「木練柿」の清之介とおしのさんが死んだおりんのことを互いに「自分が殺した」と語り合うシーンには胸が打たれました。長編とは違い、他の脇役達にスポットを当ててくれたのも嬉しかったですし、いろんな人の視点から清之介の人間性が見えてよかったです。清之介には強く幸せに生きてほしいと心から願いたいです。
読了日:01月16日 著者:あさの あつこ

夜叉桜夜叉桜
読了日:01月16日 著者:あさの あつこ

廃墟建築士廃墟建築士
相変わらず、三崎さんの本を読んでいると「作家ってすごいな」と唸りたくなります。
読了日:01月15日 著者:三崎 亜記

リテイク・シックスティーンリテイク・シックスティーン
読んでいるだけで青春の甘酸っぱさが身近に思い出されて懐かしいのと歯がゆいのと面はゆいのと…とにかくいろんな感情が押し寄せて来た。登場人物たちもみんな可愛かった。これは豊島さんの過去最高傑作ではないだろうか。返す返すも、この本で作家活動を休止されてしまうのがもったいない。豊島さんへのエールの気持ちを込めて購入を決意。
読了日:01月14日 著者:豊島 ミホ

弥勒の月 (文芸)弥勒の月 (文芸)
『木練柿』を読むために再読したのですが、綺麗さっぱり忘れてました。以前読んだ時は清之介にこんなに切ない気持ちにさせられたかなあ?第1作を読めば思い出すかと思ったけど、この感じでは『夜叉桜』も読まないとダメっぽいです。
読了日:01月12日 著者:あさの あつこ

魔法使いクラブ魔法使いクラブ
読了日:01月11日 著者:青山 七恵

ひまわり事件ひまわり事件
ページ数の割には一気読み。勧善懲悪なようで、ラストでちゃっかり市長になってしまっている某氏など「世の中そんなものよね」と思わせる描き方が面白かった。それでも弱き者たちの小さな反抗が何かを動かすのではないかという希望を与えてくれる本で気に入りました。なにより園児たちと老人たちのキャラが悪ガキ悪老人なのに憎めなくて可愛くて楽しかったです。
読了日:01月10日 著者:荻原 浩

らいほうさんの場所らいほうさんの場所
もともと何気ない日常を描くのが上手な作家さんだと思っていましたが、その延長上にありながらもそこはかとなく怖い。徐々にぞわぞわしてくる感覚。悪くはないが、今後もこの方向で書き続けるつもりなら、もう一作くらい読んでみてから評価を下したい。
読了日:01月09日 著者:東 直子

小太郎の左腕小太郎の左腕
読了日:01月08日 著者:和田 竜

いつか響く足音いつか響く足音
想像していたよりずっと哀愁漂う話でした。寂しいけど暖かいこの話にこの表紙はよくあっている気がします。
読了日:01月08日 著者:柴田 よしき

天才までの距離天才までの距離
読了日:01月06日 著者:門井 慶喜

明日の話はしない明日の話はしない
やるせない気持ちになる話ですが、個人的には好きです。騙された感はあまりありませんでしたが、面白い構成でした。第一話の小児病棟の話が、鬱屈した「いじめっ子」の心情がリアルで印象に残りました。
読了日:01月04日 著者:永嶋 恵美

愛しの座敷わらし愛しの座敷わらし
読了日:01月03日 著者:荻原 浩

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