2006'09.15.Fri
『タイム・リープ~あしたはきのう』
高畑京一郎:著
ジャンル:現代SF
好き度:5
<あらすじ>
鹿島翔香は、ある日目覚て学校へ行くと月曜日のはずが周りのみんなは「火曜日だ」と言う。
昨日の記憶がないことに混乱した翔香が、昨日の日記を開いてみると「若松くんに頼れ」と自分の筆記で残されていた。
冷静沈着、女嫌いと有名な若松に相談に行くがまったく相手にされない。
なんとか助けて貰おうと若松の後を追う翔香は、頭上で気配を感じて上を見上げると何かが自分目がけて落下してきていた――
<感想>
タイムトラベルもの。なのですが、同じ時を二度繰り返さないために、今までのタイムトラベルものにつきものだった矛盾がなく、すんなりストーリーを楽しめました。
数々の複線と言う名の「予備知識」も、翔香の視点で物語が進むので、読者も翔香と一緒に得ることが出来きます。
パズルを解く感覚で気軽に読める作品です。(実際、2時間ちょっとで読破しちゃいました)
10年以上前の本なのに、古くささを感じさせませんでした。
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