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書簡

太陽の読書記録

2024'05.03.Fri
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2004'09.10.Fri



あさのあつこ著
ジャンル:青春
好き度:5

<あらすじ>
田舎に引っ越してきた原田巧は永倉豪に出会う。
自己中心的な天才ピッチャーと、彼の球をうけるため野球を続けることを決心したキャッチャーの青春物語

<感想>
あらすじだとめちゃくちゃ青臭そうに感じるかもしれませんが、めちゃくちゃ面白いです!
存在は知っていましたが、連載ということで敬遠していた過去の自分を呪いたいです。
なんでもっと早く読まなかったんだろう!!
児童文学の主人公らしかぬ巧がいいです。
未だかつてこんな自己中な主人公がいたでしょうか?(笑)
でも、そんなところが人間くさくて好きです。
彼の天然プレイボーイっぷりが大好きですv姫な巧も好きですが(爆)

弟の青波が可愛いですvいい子なのですよ。
病弱で人と同じコトが出来ないのですが、それでも卑屈にならず、
周りの人たちのことをよく見ていてその人のことを本当に分かってあげられる…天使のような子です。
巧とは正反対ですね(笑)

他にも素敵なキャラがいっぱいでてきます。
1年生メンバーの会話が好きですv楽しくて。
そして素敵で無敵でかっこいい海音寺キャプテンがタイプです。(誰も聞いてない)

とにかく、文句なしに面白いので、読んでない方は是非お試しあれ。




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2004'08.22.Sun




あさのあつこ著
ジャンル:近未来
好き度:4

<あらすじ>
紫苑の運命を変えたのは12歳の誕生日、雨の日だった。
なぜ、あのとき窓をあけてしまったのか…
エリート街道をまっすぐ進んでいた紫苑は、
瞬く間に市民の下位層に突き落とされたしまった。
そして4年の歳月がたち、紫苑はある事件に巻き込まれてしまう…

<感想>
過去例にないほど、邪推したくなるような主人公達です(笑)
荒廃した世界で、図太く生きる少年たちが魅力的です。
まだ連載中。続きが楽しみです。
2004'08.15.Sun


コルネーリア・フンケ著
好き度:3

<あらすじ>
メギーは本の修繕業をしている父、モーと2人で暮らしていた。
ある雨の日の夜、庭に一人の男が立っていた。
その男はモーの古い知り合いで、「カプリコーン」という人物があるものを求めて、
モーのことを探していると言う。
モーはメギーを連れ、親戚である本の収集家の家に逃げることにするが…

<感想>
フンケさんの作品の中では、下位に位置するかな…
核心に至るまでが長すぎました。
キャラは相変わらず素敵なんですけどね。
2004'08.07.Sat


ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著
ジャンル:異世界ファンタジー
好き度:4

<あらすじ>
田舎へ疎開するために列車にのったヴィヴィアンは、
降りた駅で不思議な少年に誘拐されてしまう。
ワケが分からずたどり着いたその場所は「時の町」
そこでヴィヴィアンは歴史を揺るがす大事件に巻き込まれていく…

<感想>
ダイアナさんらしく、奇想天外でキャラが個性的で面白かったですv
ダイアナさんの作品は長い感想は必要ない気がしますね。
単純に楽しめばいいかなvとそんな感じv
2004'08.01.Sun

D.J.マクヘイル著
ジャンル:異世界移入型ファンタジー
好き度:3

<あらすじ>
さえない少年マークのもとに不思議な手紙が届いた。
それは学校のヒーローで、マークの親友でもあるボビー・ペンドラゴンが送ってきたものだった。
ボビーは今、おじさんに連れられて別の世界におり、大変な目にあっているというのだ。
自分一人では対処できないと思ったマークは、ボビーのガールフレンド、コートニィにすべてを打ち明けることにする

<感想>
割と面白かったかな…と思います。
ただ、ボビーのいる世界はすべてボビーの手紙でマークに伝える…という方法で書かれているのですが、セリフとかも全部手紙で…というのは少し無理があるのではないかと思いますね。
2004'07.01.Thu



ヴィクトリア・ハンリー著
ジャンル:異世界ファンタジー
好き度:3.5

<あらすじ>
スリヴィーア国でマッサージ師(奴隷)として働いていた美しい容姿と声をもつ娘ミーヴァ。
ある恐ろしい瞳をした客が彼女の秘密を知り、彼女の主人から買い取られることになった。
彼女の母の計らいで彼女は、その客によって奴隷の刻印を入れられたばかりの少年を連れ、城を抜け出す。

一方、海の向こうのベランドラ国にあるヒーラーズ・キープ(癒しの塔)には、王妃とその娘サラが到着したところだった。サラは癒しの力があると認められ、ヒーラーズ・キープでその力を伸ばすべく、身分を隠してやってきたのだった

<感想>
「水晶玉と伝説の剣」の主人公、トリーナとランドンの子世代の物語。
前作の「水晶玉と~」が大好きだったので読んでみたのですが、なかなか面白いですv
ただ、トリーナが侵略者の娘であるというだけで、ベランドラ国の民から嫌われているのが悲しかったです。
作者の意図したメッセージ性は別のところにあるのかもしれませんが、親が行った悪行とは、子が責めを負わなくてはならないのか、と少し理不尽な気もしました。
国民の気持ちはもちろんよく分かるのですが、「水晶玉~」を読んだ限りでは、トリーナは決して父のような戦争好きでも、支配欲にかられているワケでもなく、華美なことや奴隷制のようなものを忌み嫌っている人間なのに、そのことを分かってもらえていないのは悲しいですね…

やはり前作が好きだとどうしても、トリーナの方に注目がいってしまいますね(汗)
2004'05.16.Sun


ハービー・ブレナン:著
ジャンル:異世界移入型ファンタジー
好き度:4

<あらすじ>
昨日まで普通の家庭だったのに、ある日突然両親の関係が悪くなっていた…
ヘンリーは、一人暮らしのフェガティーさんという老人の家に家事手伝いに行く途中、
父親の打ち明け話に愕然とする。

ショックを受けたままフェガティーさんの家に行ったヘンリーは、
その家の庭で猫に殺されかけている「妖精」を発見する…

<感想>
この作者は「バックトゥーザフューチャー」が好きなんだろうか…と思いました(笑)
いや、別に話自体は全然似てないんですけど、このフェガティーさんが、
「バックトゥーザフューチャー」に出てくる博士のイメージにそっくりなんです…
性格だけじゃなくてやること言うことみんな博士にかぶってしまって…

それはともかく、まぁまぁ面白かったかな、と思います。
闇の妖精のブリムストーン社長が情けなくて好きです(笑)
こういうヘタレな悪役ってなんか好きv
2004'05.15.Sat

長原啓子著
ジャンル:青春
好き度:5

<あらすじ>
ひたむきに生きているから、
誠実に、なにかに向き合っているから、
一瞬一瞬が心に焼き付けられていく―

風海・広瀬・島辺…
心のカメラで撮るそれぞれの記念写真…

<感想>
この本を初めて読んだのは中学生のときなのですが、すごく好きな本です。
どこらへんが?と聞かれても困るのですが、雰囲気でしょうか…とにかくなんか好きなんです。
1年に一回くらい読み返したくなって借りてきて読んでます。
2004'05.09.Sun


ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著
ジャンル:現代ファンタジー
好き度:4

<あらすじ>
ミグの父親が失踪してからというもの、父親の義理のおばさん(マライアあばさん)は毎日のように電話をかけてくる。人のいい母親は、まるめこまれてイースター休みにおばさんの家に行くことになってしまった。
ところが、行ってみると何故かお手伝いさんは里帰り。
おばさんは人の良心につけこんで、自分では何もしようとしない!
しかも、村の男の人はみんな死んだような目をしているし、女の人はみんなおばさんの機嫌取りばっかり。ミグも兄のクリスも母のベティもいらいらをつのらせるばかり…

<感想>
このマライアおばさんが、すっごくやな人なのですが、こういう人いるよなぁ…としみじみ思ってしまいました。
このおばさんのキャラ設定って、書く人によってはすごく重いだけの話になるかもしれませんけど、さすがはダイアナさん。いやなおばさんを使っても、暗い雰囲気はまったくなくて、上手いことファンタジーにしてしまうところは脱帽です!

実際…こういう人には何を言っても無駄なんですよね(苦笑)
2004'05.02.Sun

ゲイル・カーソン・レヴィン著
ジャンル:異世界ファンタジー
好き度:5

<あらすじ>
エラは、生まれてすぐに、お節介な妖精ルシンダに「命令されたら絶対逆らえない」という「従順」の魔法をかけられてしまう。
そのエラの秘密をしっているのは優しい母親と、料理人のマンディだけ…
エラが15歳のとき、母親が病気で亡くなってしまう。
悲しみにくれるエラは、気さくで優しい王子シャーに出会う…

<感想>
シンデレラ・ストーリーを下敷きにした話なのですが、面白かったです~vv
王子が格好いいですvそして、従順になる呪いをかけられているのに、反抗的なエラが強くて可愛くて好きですv
おとぎ話の典型的なパターンを使いながらも、おとぎ話特有の「ご都合主義」になってないところが好きですv
やはり女性は賢くなければ…と思わせられた作品でしたv
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