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書簡

太陽の読書記録

2018'11.18.Sun
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2009'10.01.Thu
9月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:7034ページ

今月のおすすめの一冊

芙蓉千里芙蓉千里  著者:須賀 しのぶ
<あらすじ>
明治40年、売れっ子女郎目指して自ら人買いに「買われた」少女フミ。満州はハルビンの地で、新しい人生が始まる。

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2009'09.01.Tue
8月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:9826ページ

今月のおすすめの一冊

今月は豊作で面白かった本がたくさんあるのですが、
一番マイナーそうなのを。

夏休みは、銀河! 上 (朝日ノベルズ)夏休みは、銀河! 上 著者:岩本 隆雄
<あらすじ>
1学期の終業式の日に、小学校の校庭にある国旗掲揚台の旗竿に記された謎のメッセージを読んでしまった5年生の少女・内田一希は、6年生の保、同級生の翔太朗、3年生の風花、そして謎多き女子大生・亜子とともに、銀河系全体の存亡に関わる大事件に巻き込まれてしまう――!?


2009'08.01.Sat
7月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:9350ページ

今月のおすすめの一冊

朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)  著者:あさの あつこ
<内容紹介>
父を亡くし、若い継母とふたり年を越す高校生。目が覚めたら魔法のしっぽが生えていたイジメられっ子。頑固な老女の説得を押し付けられた気弱な女子職員。人類の存亡をかけ森の再生目指し宇宙に飛び立つ少年たち。青春小説、ファンタジー、SFと幅広く活躍する著者ならではの色とりどりの六篇がぎゅっと詰まった小説の玩具箱。

2009'07.03.Fri
6月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:9338ページ

2009'06.28.Sun
黒野伸一:著
ジャンル:現代
好き度:4.5


かもめ幼稚園
新米保育士のちかこ先生。まだまだぺーぺーで園児からもなめられぎみ。
それでも、園児よりもやっかいなのは最近の自己中親たち。
園児に親にふりまわされながらも、けなげに頑張るちかこ先生の奮闘記。


かもめ幼稚園 マンモス学級編
先生になって4ヶ月。
退職した3人の先生のかわりにやってきたのは、大学院卒のエリート先生と、
「方針があわん!」と、前の園を2ヶ月でやめてしまった金髪熱血バカ(男)
いつの間にか「問題児担当」になってしまったちかこ先生の奮闘記第二弾。


<感想>
是非とも2冊セットで読んでほしい。
まず、園児たちの描写が見事だなーと思います。
いい子ばかりでなく、ませた子、裏表のある子、引っ込み思案な子、あつかいが難しい子…
いろんな子が出てきますが、どの子もみんなそれぞれ可愛くて愛しい。
ちっちゃくても人間で、意地悪な心も、ずるい心も、葛藤する心も、後悔する心も持ってる。
でも、大人じゃないから、不器用で表現できなくて、でもだからこそ、素直でまっすぐ。
子どもを美化するでもなく、突き放すでもなく、
あるがままの子どもって可愛いなあと改めて気づかせてくれます。

そして、先生たちの描写も同じことが言えると思います。
どれが一番いいとか悪いとは言えない。
野口先生のような先生も、決して悪いわけではない。一種、必要な素質も備えていると思います。
情熱だけじゃだめ。テクニックだけでもダメ。
野口テクニックを伝授された情熱たっぷりのちかこ先生が、体力勝負の亮先生と一緒にカバーしあえば、きっとかもめ幼稚園は安泰ですv

現実世界では、ちかこ先生のような人は一番損をすると思います。
物語のように理解してくれることの方がまれかもしれません。
それでも、やっぱり読者としては、そんな理想を求めずにはいられません。
ちかこ先生は失敗しながらも、とにかく一生懸命頑張ります。その一生懸命さが不器用で空回りしっぱなしですが、それでも、いや、だからこそ、応援したくなります。


2009'06.22.Mon

恋愛嫌い
平安寿子:著
ジャンル:現代
好き度:5

<あらすじ>
コンタクトレンズ販売店フロア主任、喜世美(29歳)
販売データ処理会社勤務、翔子(26歳)
スナック菓子メーカー販売促進部次長、鈴枝(35歳)
恋に生きることが出来ない女性3人の視点で語られる連作短編集

<感想>
ああ、分かるなあ
読みながらなんどつぶやいたことか!
私も喜世美同様、高校以後に自分で選んだ友人たちは、
みんな「恋バナより趣味話!」と自分と似たり寄ったりな子たちばっかりでしたが、
大学の研究室ともなるとそういう訳にもいかず…
女性が多い文学部ですから、当然みなさん恋バナ大好き。
常々、「ついてけねえ」と思っていた私には、頷くところだらけでした。

3人に共通して言えることだと思うのですが、みんな「恋をしたくない」わけではないんですよね。
ただ、何がなんでも恋愛しないといけない、とは思えない、ということ。
恋人は、いてもいいけど、無理して作らなくてもいいじゃない?
そんなスタンスなんだと思う。

それを「淋しくない?」とか「強がってない?」とか言われちゃうと、
「えー、いや、それは価値観の違いですから、てか見当違いですから」
と内心思ってしまう。


まあ、恋愛至上主義であったり、現在大恋愛まっただ中の人には
「何言ってんだコイツ」くらいにしか思えない話かもしれませんが。
共感できる人間には激しく共感できる話。

蛇足:
こんな私ですが、ベタ甘ラブコメや切ないラブストーリーも大好きです。
あれは、私の中ではファンタジーと同義です(笑)
2009'06.01.Mon
5月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:8280ページ

2009'02.14.Sat

不連続の世界
恩田陸:著
ジャンル:現代ミステリー(ホラー)
好き度:4

<あらすじ>
『月の裏側』の塚崎多聞、再登場!詩情と旅情あふれる、恩田陸版「怖い話」。(「BOOK」データベースより)

<感想>
恩田さんの本、久々に読みました。
↑にもあるように、『月の裏側』の多聞さんが主人公の短編連作。
ここ最近の恩田さんの本はラストがモヤっとな話が多かったのと、前作の『月の裏側』があまり好きじゃなかったので、まったく期待しないで読んだのですが、嬉しい誤算で、かなりまともな(という言い方は失礼ですね)良質なホラーミステリーでした。
ホラーと言っても、ちょっと不思議…程度なので、怖い話が苦手な人でも大丈夫です。
特に最後の「夜明けのガスパール」がよかったです。
多聞さんの人柄が出ていて、ラストは思わず「あぁ」と唸らされました。
恩田さんは、案外長編より、これくらいの長さのミステリーの方があってるのかも、とすら思えました。
2008'11.25.Tue

荒野
桜庭一樹:著
ジャンル:現代
好き度:4.5

<あらすじ>
山野内荒野、十二歳。恋愛小説家の父と暮らす少女に、新しい家族がやってきた。
“恋”とは、“好き”とは?
感動の直木賞受賞第一作。
(Amazon参照)

<感想>
桜庭さんにしては珍しいタイプの作品でした。
「少女」を主人公にした作品を多く書いている方ですが、
いつもはもっと俗世間から隔離された独特な雰囲気をもつ
退廃的なイメージの少女たちなのですが、
今回は、なんだかすごく「普通」
でも、やっぱりちょっと普通と違った空気も持っていて、
13才~15才という、あの思春期のなんともいえない甘酸っぱい感じがとてもよく出ていました。
ちゃんと桜庭作品らしく、暗くドロドロしたものも内包しているのに、
それをすごくサラっと書いている。
そんな印象でしたね。

上手く口で表現出来ませんが、元少女、としては、
ああ、分かるなあ…と懐かしくも切なくなるお話でした。
男の人には理解しにくいかあ…
2008'09.19.Fri

つくもがみ貸します
畠中恵:著
ジャンル:江戸ファンタジー
好き度:5

<あらすじ>
江戸の片隅、姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」。鍋、釜、布団、何でも貸し出す店ですが、中にはちょっと妙な品も混じっているようで……妖怪たちが引き起こす騒動の数々、ほろりと切なく、ふんわり暖かい連作集。

<感想>
久々に出ました、「好き度:5」!
畠中さんの作品の中では一番好きかもしれません!
短編連作ですので、それぞれの話の中で困った事態に陥ってる人を、つくも神の横やりと、出雲屋の清次の名推理で解決していくのですが、作品全体に流れる物語の一本筋が香炉「蘇芳」を巡るお話。
各々の話はともかく、この「蘇芳」、はたまた姉弟の結末は、
「そうであってほしいなあ」
と望んだ、いわゆるお約束な結末ではあるのですが、私はそれがすごく嬉しかった。

以下ちょいネタバレ
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